第33話

律子はお気楽で羨ましい。



そう思いながら、俺は自分の部屋へと律子を入れた。









「今年になってから、麻緒の学校と家での服装のギャップに惹かれたんだと思う」



「…それだけ?」



「そうだけど。 なんか文句あるのかよ」



「別にないけどさ」

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