第30話

そのときには1時間目の授業が始まる予鈴が鳴った。


授業中、さっきノリが言っていた「如月はクラスでもかなりのモテ女」ということを思い出していた。




じゃあ、やっぱりみんなには知らせないほうがいいのか・・・?





・・・いや、でもいずれは噂とかで散らばっていくだろうし、、、




俺らの関係を知られるのも時間の問題、か。



きっと「凸凹カップル」とか言ってバカにされるんだろうな・・・。




そしたら俺、すげぇ恥ずかしいんだけど。




そんなことを考えているうちに、授業はあっという間に終わった。

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