第13話

「けど小学校一緒じゃないよね」


「あぁ。・・・ほら、あるじゃん。あそこにちょうど境目が」


「あ、そうだ。てかなんだ~。近くに住んでたのか・・・」


「全然気づかなかった」


「私も」


「てかお互いの家に行き来するのとか簡単で嬉しくね?」


「うん、確かに(笑)」




そんなこんなで雑談をしていたら駅に着き、いつの間にか地元、雀宮(すずめのみや)に戻ってきていた。




「すげぇ。いつの間にか地元に着いてるし」


「あ、それ!私も思った!!」


「俺ら以心伝心じゃん。さすがだな」


「うん!かなり凄いね」


「・・・あ、」


「え?どうしたの?」

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