第30話

そんな感じでウトウトしていると「ピロリロリン♪」とメール受信音が大きく鳴った。



それにビックリした私は飛び起きる。





よ、よかったぁ~…



こんなところ、誰かに見られたら…笑われちゃうねっ。





思わず冷や汗が出てきた私はメールを確認する。



『部活終わったよ! 美和子ちゃんが云ってたけど、何か俺に聞きたいことあるんでしょ?』




相手は裕二から。


てか…美和子。



いつの間に裕二にそのこと話したのよ!


まったく…お節介なんだか、何なんだか。

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