「 こころのこる 」(青春ドラマ掌編)

〈 それがすべてじゃないから 〉


 高校の教室が舞台の掌編物語です。

 虐めがテーマになっています。

 僕も虐められた側だったので、あの頃どうすれば良かったのかなと考えながら書いた作品です。

 要は、死んでしまうくらいなら逃げろという話ですが、僕はたぶん引きこもり体質だったので、もし僕自身、仮に逃げてたら、それはそれでまともな青少年期を過ごせたかは微妙です。


 でも、次生き直してそういう状況で俯瞰して見られたら、やはり逃げようと思うかな。

 僕のころは時代的に、不登校は今以上に超問題児(あるいは不良少年)扱いだったので踏み切れず、無理しちゃって主人公に近い方へ行ってしまいましたね。

 あれは危なかったけど、やはりそうじゃない人からは当作品はあまり良い"結論"ではないとされました。


 読まれた方はどう感じられましたか。

 少し聞いてみたい気もします。


20241009


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