マーダラー
@200928
第1話 始まり
ゴウォォォォォ!!
月明かりに照らされた雲の間を抜けるとプライベートジェットが通り過ぎる。ジェット機の中ではボディーガードに囲まれた偉そうな男が電話をしていた。
偉そうな男 (私だ、今度の取引の件だが日時を変えたい。
電話の男(了解致しました。それでは具体的にいつ頃になさいますか?。
偉そうな男(3日後の午後18時だ。
電話の男(承知致しました。では。
そういうと電話の男は日時をメモ用紙に書き留めた。
そのころ電話の男のいるホテルの向かいがわの建物の屋上、フードの男が通話をしていた。
フード男(今の聞いたか?それで?殺すか?
通話相手(ああ聞いた、頼む。
フード男(そうか。投下
フード男がそういうと上空のドローンがグレネードを落とした。男はグレネードに向かって拳銃を構えて撃つ。ボォォォンンン!!という音と共に周囲が揺れる。
するとホテルの窓に電話の男が慌てて様子を見に来た。フードの男はライフルを構え狙撃する。弾丸は額を貫いた。
フードの男(やったぞ。
通話相手(よくやってくれた。金は振り込んでおく。
フード男(ああ助かる。
通話相手(私からの依頼は終わった。あとは好きにしろ。そして電話が切れる。
狙撃した部屋に警備員が入ってくるのが見える。
フードの男(遊ぶか。
そういうと男はジップラインを構え、ホテル目掛けて放つ。男は足元の拳銃を拾い少し下がる。そして走り出す。男の左腕の滑車がジップラインにかかる。シャァァァ!!という音と共に男は拳銃に弾を込めた。そしてさっきの狙撃で脆くなった窓に数発打ち込む。それから腕をジップラインから外し窓に体当たり強引に部屋の中へと侵入。それに気づいた警備員との戦闘が始まる。
マーダラー @200928
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