第6話
私の友達は素晴らしい人間だ。
でも素晴らしい人間すぎて、
放つ光が強すぎて、
私の後ろには濃い影が付き纏う。
私の醜さを見やすいように照らしてくれる。
それに気付かずに君は私の名前を呼びやがる。
私はそれに応えてしまう。
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