温かい手を持ってる
ユウ
温かい手を持ってる
プロローグ
好きな人が出来ました。
友達と初めて夜の繁華街に遊びに行った時、通りを歩いている彼に一目惚れしました。
人混みを、彼女の手を取り歩く姿に一目惚れしました。
その目は優しく、彼女に注がれる愛の深さを感じました。
彼見たさに何度も繁華街に行きました。
いつも、隣にいる彼女の肩を大事そうに抱く手が好きでした。
彼女に笑いかける幸せそうな顔が大好きでした。
なのに、いつの間にか隣から、彼女の姿が消えました。
彼の目がとても怖くなりました。
繁華街で何度も喧嘩している姿を見ました。
一体何があったのですか?
もうあなたは幸せそうに笑わないのですか?
私の好きな人。
――コータさん。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。