第3話
付き合うきっかけは美樹が試験でしばらくバイトを休み、久々に出勤したときだった。
「あれ、辞めたのかと思ってたよ。」
義之から声をかけた。
それがきっかけで二人は言葉を交すようになり付き合った。
美樹の隣に座っているのが進藤恵。
美樹の友達で同じ学校に通っている。
ダンススクールに通っていて、髪型も服もズバリそれ系だ。
恵の彼氏の木下哲夫。
義之の大学の友人で空手をやっている。
義之は空手部の幽霊部員だが哲夫はバリバリのレギュラーで2年の頃から部では1番だった。
義之は就職活動もせずに卒業だが哲夫は部の先輩の勤める会社に4月から行くことになっている。
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