イケメン好きの私、それでも私は貴方が好き

中澤ユウキ

第1話

私はかなりイケてる部類だと思う。

私を含めて、私の周りは皆可愛いし、私自身告白も日常茶飯事とまではいか無いけれど十数人に告白して貰った。

だがらといって基本付き合わない、何故ならばイケメンが好きだから、なんで好きかは私に泊もつく、自己肯定感が高いから男らしいから等の最もらしい理由をあげればキリが無いけど、結局はイケメンが生物的にすきなのだと思う。だから私のメガネにかなった1人としか付き合った事が無い、ただそいつは浮気したクズなのでスグ別れたが。

そんな私にも最近気になる男子がいる、隣のクラスの中村くんだ、神様がステ振りミスったんじゃないかと思われる位に勉学、スポーツが優秀、しかも顔面が最強だった。そんな中村くんだから、学校中の女子が一度は恋に落ち、憧れの対象であった、例に漏れず私もだ。

ただそんな中村くんにも1つ欠点があった彼女がコロコロ変わるのだ、2ヶ月に1回位彼女が変わるのである、しかしそんな事はどうでも良い私が彼と付き合ってメロメロにさせてしまえば良いのだ。私は次の彼女の座を虎視眈々と狙っていた。

そして遂に私の仲良いグループLINEでもその話題が出た、遂に中村くんが今カノと別れたのだ。

私のグループは陽キャグループなので情報が早い、だから学校でこの情報を知った早さはトップクラスだと思う。私はインスタのdmで直ぐに中村くんに話かけた、「良かったら、今週末一緒にご飯行きませんか?」

正直早いといっても、1番に連絡した訳ではないと思っていたので返信は期待していなかったといったら嘘になるが良くて30%位だと思っていた。しかし予想に反して千載一遇のチャンスが舞い降りた「いいよ、予定決めよ」


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