闇 か ら 光 へ 導 い て 。

蘇零

Prolog






私には 、 恋なんて出来ないと思っていた 。




何回この散っていく桜を

見届けたのだろうか。



私もこの桜のように 、

散っていく命なのに。




なのに 、

あの日から私の人生は変わった 。



君があまりにも苦しそうな顔をするから、



辛そうに笑うから、



私が助けたい と 思ったんだ 。





君の闇から私の光へと導きたいと

強く願ったあの日 。








" 光へ導いて欲しい "




そんな顔を君がしたんだよ





そんな君と残酷で切ない恋の物語 。






 

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