第12話
「辛かったんだね」
と、先生に問いかけられた。
「死にたかった」
私は呟いた。
生きてる心地がしなかったんだ。
いじめられる毎日に
ゾッとしていたから。
辛かったから。
この日から
怒涛の日々が始まることになる。
私が自殺未遂したことを
なぜか母親は新聞社に持ち掛けた。
大事にしたかったのか?
何がしたかったのだろう。
当時の記事は、いまだにネットに取り上げられて保存も出来るようになっている。
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