超絶美魔女が闇夜に誘う

ヘタレちゃん改

第1話 プロローグ

今となっては若気の至りとしか言えないが、社会人になってから結婚するまでの間、俺は出張デートクラブのホストだったことがある。


1980年代後半~1990年代の頃だから、携帯なんて便利グッズは無し。今となっては考えられないくらい、一般企業と裏社会が微妙に重なりあっていたと理解して欲しい。俺も表の顔はサラリーマン。まあ、既存の人間関係で色々あったのと…そうだなあ、ちょっと浮世離れした武者修行?のつもりだったのかな。


出張先は、セレブの有閑マダム。


依頼はその旦那さんの場合が大半。


情事を音声録音、若しくは録画(結構難しい)。いわゆる寝取られ趣味って言うのかな。旦那さん公認なんだけど、いかに奥様をどうしようもなく墜とすかが…俺たちの仕事の成果だった。


そんな非日常の世界の始まりは悪友が持ち込んできた「スワッピング乱校パーティー」から。


そこで俺は彼女に出逢ったんだ。


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