第51話

 初対面からずっと、この女性ひとには敵わないんですよ…(冷汗)」


 そして……



「…ここで、つながってたのね…?

 あなたと、私……」


 鋭知の腹部にのこる、大きな手術痕…


 祈の手が、ソッと其処に触れる……


「…うん…

 ホントに、神技ですよ…?」


 一方、祈のきずあとは最小限で、殆ど判らない……


「…!


 鋭知さん……


 抱いて…?


 一緒になろう…?」


「……うん……


 祈さん…!」


 溢れる想いに、喜びの涙…


 二人はソッと、長いキスを交わす……


「んっ…」


「んっ…!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る