第130話

 この、底無し二人組デュオは……(苦笑)」

「はい…二人して、美味しく戴きました(笑)」


「…ハハッ……


 行こうか……」


「はい……」


 和嶋と周は、行付けのパブへと向かう…


 その背後から少し距離を置いた所で、彼等の様子を窺っている、可成かなり柄の悪そうな、若い男が二人……


「…痛め付けてやるのは、小さい楽器の方か?」

「だな?

 デカブツが付いて来たのは、想定外だったが…

 あんなヤサ男なら、纏めてやっつけられるさ!」


 角を曲がり、細い裏道へと入る彼等…


 男達は、素早く彼等へと襲い掛かった―

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