第44話

 僕、チェロでトップを取ったよ!?」


「アキ!

 やったな!!」


「弦楽器科には、凄い奏者が、沢山居るから…

 未だ未だ頑張らなきゃだけどね?(汗)」


「うん、負けるな…!


 そして…

 夢を叶えるんだ……」


「…兄さん……


 うん……!」


 果たして―理律夫と巫琴に遅れる事、数年ののち―明良は、JBM交響楽団の、狭き門を突破し…大学卒業後、其処の楽団員となった。


 しかし―彼が、楽団史上最年少の首席チェロ奏者(チェリスト)に抜擢される迄には、長い時間は掛からなかった……。


「おめでとう、アキ!


 それと…

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