第24話

 彼が尊敬してる、大好きな御兄さんから貰った、大切な御守おまもりだからだって…私、知ってるし……」


「ミッちゃん……」


 理律夫の瞳で、巫琴の笑顔が輝いた―


「リッちゃん……!」


 理律夫の腕の中に、いだかれる巫琴……


 そう…


 二人は既に、恋人同士だったのだ……。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る