第9話

 鳥居さんと私の4名で、集まろうという話を、していたので……」


「………


 は?

 『クリスマス』、だと…?」


「!?(固)」「!!(凍)」


 フ―…ッ…


 夏目の大きな溜息……


「特機隊には、そんなイベントは無い。


 そもそも

 12月24日は、『イヴ』だ」


「……(悄然)」

「~~~

 ~~~…(憮然)」


 目に見えて落胆する二人には構わずに、夏目は話を続ける……


「地方都市で幾年も、■察庁を嘲笑って来た、『オーナメント・クラフツマン』…


 奴が遂に、我々警■庁に対して、犯行の意思を仄めかしたのだ!?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る