第10話
「此処は、特機隊官舎内の、リハビリフロアだ。
君達は、ASCP訓練生として、選抜された…!!」
「……?」「!?」
「君達の事は、調べた。
身寄が居ない事が、機密保護の上でも、第一条件だった。
身分は、国家公務員…
待遇は、公安キャリアレベル。
一生涯…
生活は保証される」
「う…」
「…何だよ?それ…」
「…一方的で、勝手で、恩着せがましい…と、思っているだろうが…
国家レベルの
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