第21話

 慟哭する、巧矢…


 じょおおおお…

 じじじ……


 彼の気に入りのジーンズの股間の色が変わって行く……


 巧矢は、失禁していた…


 その汚物は、床を濡らし…異臭が、室内に拡散する……。


「ガキのクセして、世の中なめてるからだ!!


 収容されたが、最後…

 まず、生きては出られんぞ?


 一生、『檻』の中…

 最高だろ?(嘲)」


「い…やだッ!?」


 屈強な収容所所員達が、巧矢を包囲して行く…


「いやだァァァ―…ッ!?」


 ガシャ!


 彼の両手首に、鋼の枷が着けられ―強力な磁力で、くっ付け合わされる。

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