荊棘(いばら)の森を脱(ぬ)けて―優一の告白

第36話

「…僕も、打ち明けなきゃね…?」


「えッ…?」


「ずっと…

 夢を見ていたんだ……


 僕はベッドの上で、普通に生活くらしてて…

 君が、授業してくれて…


 その…


 キスとか……


 ……とかも(恥)、教えて貰えて……(照)


 愛おしくて、仕方が無くなって…


 君に…


 キスしようとして……


 其処で目が、覚めたんだよ……?(含羞)」


「…へー…?(焦)」


 己も、キスしようとしてたのに…


 千歳は、微苦笑した。


「朝に、なっちゃったね…?(焦)


 御父さんと御母さんに…

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