第12話

 自慢のブリーチに、派手色メッシュを入れていた彼は、心做し凹む……


「『サル』には、突っ込まねーのか?(汗)」

「『サル』で、いーのか?(汗)」


 量大の親友 が突っ込む隙も与えず、小雪の威勢は止まらぬ……


「亀の 束子たわしみたいなアタマに、麻縄みたいな毛、ぶら下げて…(貶)」


「小雪~!?

 それって、『エクステ』!(汗)」

「この電車…降車駅迄、あと何分?(怯)」


 小雪の親友達も又、口を挟む…不意に量大が、ククッと声を立てて笑った。


「!(汗)」「!?(怯)」

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