第52話
但し、傷が癒えた後も、彼の男性としての機能は―花音と結ばれた夜迄―戻る事は、無かった……。
東に対する院内の苛めが明らかとなり、彼にはメンタルケアが必要との診断が下され―彼は、医療少年院に転院した。
其処で東は、専門医に細かく診断され…意外な能力が判明した。
「映像記憶能力保持者」―
対象物を目にしただけで、丸でスキャナーで取り込んだデータの様に、それを克明に記憶出来るのだ。
後に発揮される事となる、外国語に堪能な特技も、この能力の賜に他ならぬ…
そして……
「凄いわ?惣一郎くん…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。