第50話

 東の逸物を、口一杯に頬張る花音―

「ぐっ…

 おっ、お…!」

 溢れ出す彼の精に、彼女は噎せた。

「ぐ…

 ごほっ!?」

 喉に詰まった物を、一気に吐き戻す花音…鬼畜供が又、嘲笑う……

「ソーロー!!」

「惣~!!

 根性見せろー!?」



 少年等は、斯様な所業を繰り返し―逮捕されるに至った。


 中居と倉本は、少年刑務所…

 宇川は、特別少年院…

 関は、中等少年院…


 そして、東は―初等少年院送致となった。


「スケコマシ!」

「ヤリチンチビ!」

「畜生!」

「テメェこそ、肉便器になれ!」


「…ひッ…!?」

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