第28話

「……ホント…に…?」


「うん……


 因に、結婚されてて…

 旦那さんは、コントラバス奏者」


「…素敵…!」


 花音の笑顔が、満面に広がる…奏逸朗は、続けた。


「次のアメリカ公演が終わったら、休暇が取れるから…


 一緒に、ウィーンへ行こう……!」


「うん……!」


 睦み合ったダブルベッドの上で、二人は抱擁を交わしながら、接吻キスをした……。



「…えっと…

 キモノver.のブ○イス人形と…カートゥーンコラボの、キ○ィちゃん…

 ディ○ニーワールドの、期間限定スーベニア…

 だね?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る