闇に煌めく眸(め)…眷属

第34話

 深夜…瓊一と詩織は、自社ホテルの最上階で、寛いでいた。


「はぁっ…はっ…」

「はっ…はっ…」

「はぁ…」

「はっ…」


 二人が観ている映像は、先刻せんこくの「ショー」の録画…冷静になって、顧みれば……


「…すごく変態っぽいわ…?(汗)」


「…そうだね…(汗)」


 苦笑し合う、彼等……


「でも…


 見られてて…

 却ってあなたを、感じられた……*」


「…うん……


 僕達…

 セックスに関しては、変態かも……(汗)」


〝海棠瓊一様・詩織様〟


 傍らのサイドテーブルには、一通の封書…

 その手紙に、綴られていた内容は……

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