第64話

 欲しがりの、豚が…?


 切なくなるがいい…

 次の悦しみは、その後さ…!?


 再び二人は、バスルームに入り―下着だけ着けた格好で、会話する……。


「…ごめんね。

 私のわがままで……」


「…気にしないで?

 分かってるから…


 君の過去を知られるのは…僕に取っても……」


 両家の結婚式に、彼等の親族及び、高校以前の旧友が、全く招待されていない事は、「ジミ婚」にしても―と、彼等が招待した皆に、不思議がられていたのだ…

 英智は、窓硝子をコツンと叩き、弥増す怨嗟に歪む顔を隠そうと、己を宥める……

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