この町に プラネタリウム ないけれど 君と見た星 接吻(キス) 忘れない

この町に

プラネタリウム

ないけれど

君と見たほし

接吻キス 忘れない




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星が好きだった

プラネタリウムにいつか行きたいって

言ったのも、もう過去の話。

実際に見たら、すごいけど

それほどでもないって、ガッカリした自分がいて。


満天の夜空。

天の川。

夏の大三角形。

銀河。

それから、星に興味が無い君が

天体望遠鏡を覗いて、はしゃいで。


沸かしたコーヒー

かおりが仄かに立ちこめて。

それからキス。


会いたい。

君に会いたいよ。


本当の君に会いたい……。


一週間の出張、長すぎる……。

早く、帰りたい――。

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