第17話

素直に思った事は、かっこいい、だった





「ちょ…っと!」



いきなりのバックハグで動揺しすぎてしまった



隼人さんでもこんな甘い事してこないのに…!





いくら遊んでたとしてもこういうのは慣れないのだ




「ごめんって!もろ俺の好みだったからつい」



不覚にもあたしはドキドキしていた




客相手にこんな…



キャバの時でもこんな心臓キュってなったことない




しかも絶対絶対チャラいしからかわれてるのに!







「愛波は地元?」



なんであたしの名前…って思ったけどスルーしといた



「そうですよ~。生まれも育ちもです」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る