第36話

その日は結局みんなでちゃんと6限目まで授業を受けて帰りはどっか寄るか~なんて言って教室を出た




その頃にはすっかりその“暴走族の人たち”の事なんて頭になかった











下駄箱まで降りると、何やらいつもより不良の子が多いような気がした




それもみんな帰ろうとはせず誰かを待ってるように降りてくる人間をジロジロと見ている







こわ~…






そう思いながらあたしには関係ないことだしと思いながらローファーに履き替えた





でも…




なんか…すごい見られてる…様な







リナもその視線に気付いたのかあたしの手をぎゅっと掴んできた

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