第15話

ベッドシーツを整えて、手入れの行き届いた綺麗な木製の階段を降りるとリビングから明かりが漏れていた




美沙子ミサコさん」




あたしが声を掛けるとキッチンカウンターからミディアムヘアの綺麗な女性が顔を覗かせた



「あら、ルリちゃん起きたのね」


この人はゆーちゃんのママの美沙子さん





「優雅ったら用事があるとかなんとか言って置いてってごめんね」



「だいじょぶ、あたしが勝手に寝ちゃっただけだから」




ゆーちゃんとよく似た優しい目元が印象的だ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る