第9話
ゆうちゃんこそこんなに気軽に女を部屋にあげちゃって、他に女はいないのかな
でもここがゆうちゃんの居場所なのかもわからない
まだ彼にとってあたしはそこまでの存在じゃないんだと改めて思うと悲しくなる
ガチャ…
ゆうちゃんの部屋はモノトーンでシンプルで
寝るためだけの部屋って感じ
部屋に1歩踏み入れるとゆうちゃんの匂いに包まれた
「ほんといいにおーい」
大好きな人の香りに思わず深呼吸した
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