康平の勉強物語
Mtoo
プロローグ
プロローグ
俺は
紙坂学園は小中高一貫校で、俺はお受験に受かって小学一年生から通うことに成功した。ただ、一つだけ悩みがある。
授業についてけない。
頑張ってついていこうとしているけど、なんか理解できないんだよな・・・・もうちょっと先生が授業を面白く語ってくれればいいんだけど・・・・。そう思っていたときだった。
「ええと、泉さん?」
「は、はい、なんでしょう?」
話しかけられた人物を見て俺は完全にテンパった。それもそのはず。相手はお嬢様なのだから。
久保山玲香。俺でも聞いたことがある会社の”久保山財閥”の社長の娘だ。そのうえ入学当時から勉強面での特待生と態度面での特待生を両方取っており、俺にとっては縁のない人だとしかわからないぐらいの人だ。
「泉さんは授業についていけないとかはある?」
「な、なんでわかったの!?」
同じクラスだけど、俺とか見てないよね?
「じゃあ、私の家で勉強会をしない?勉強は私が教えるから。」
「よろしくお願いします!」
喜んで即答した。こうして俺の勉強が始まったのだった。
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