【 さよならのあと 】
君の去ったあとで
君のいない自由を
僕は確かめていた
君の抜け殻みたいさ
空っぽな自由だけが
僕の胸を捕まえている
このサヨナラに意味づけしたい
そう願う僕は思わず
答えを見上げた空に求めていた
それがほんとは
僕の手の中にあると
知ってはいても
広く深い空に逃れるように
声にすれば消えてく歌のように
そんな想いさえも
風に預けてしまえばいい
そう
息の続くかぎり僕は歩き続けるのさ
その最果ての地にあるはずなんだ
そう
君のくれた温かな自由とか優しさが
あの日のままで
きっとそこにはあるのさ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます