【 夢の在処(ありか) 】
夢のありかをめぐって
未来の希望を映すもんだ
あいつはいう
過去の記憶の意味するところだろ
そいつはいう
今生きている時間がそうなんだ
僕はいう
理想主義を掲げたって
明日なんて僕には来ないかもしれない
懐古趣味に浸ったって
時間は一秒たりとも遡れやしない
夢か現か
そんな区別は
もうどうでもいいさ
まだ
今という時なら生きている
そう
今という刻だけを生きている
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