こんな大河ドラマが見たい⑤ 『西か東か』山名宗全・細川勝元

第12話 運命の決断

### 第12話「運命の決断」

#### シーン1: 戦闘の最中

(戦闘が続いている。弥三郎と義就が激しく戦う中、新たなキャラクター、謎の武士・宗村（山田孝之）が現れる。)

**宗村:** (一声かけながら) お待ちください、義就殿、弥三郎殿！私がこの戦を終わらせる手助けをいたします。

(戦闘中の二人が一瞬立ち止まる。)

**弥三郎:** (驚きながら) あなたは誰だ？なぜ我々の戦いに介入するのか？

**宗村:** (冷静に) 私は宗村。かつては義就殿の味方でしたが、今は真の平和を望む者として、この争いを止めたくて参りました。

#### シーン2: 戦場の混乱

(周囲では戦闘が激化している。宗村は、両軍の兵士たちに声をかける。)

**宗村:** (大声で) 皆さん、戦う必要はありません！このまま争い続けることに意味はない。命をかけるべき相手は誰か、よく考えよ！

(兵士たちは混乱し、一瞬立ち止まる。)

**義就:** (眉をひそめ) 何を言っているのだ、宗村！私たちは戦わねばならない！

**弥三郎:** (思案する) 確かに、戦うことに何の利益があるのか。平和のために力を合わせるべきではないか？

#### シーン3: 新たな同盟

(宗村の言葉に影響を受け、両軍の武士たちが徐々に戦闘を止め始める。)

**部下E:** (不安げに) しかし、宗全がどう出るか…彼の意向を無視するわけにはいかないのでは？

**宗村:** (頷きながら) 宗全の陰謀に立ち向かうには、結束が必要です。敵同士で争っている際に、彼が後ろで笑っていることを忘れてはならない。

#### シーン4: 合意の形成

(戦場が静まり返る中、弥三郎は義就に話しかける。)

**弥三郎:** (真剣に) 義就、我々は協力すべきだ。宗全の策略を打破するためにも、今こそ一つにならねばならぬ。

**義就:** (ためらうが、理解を示し) そうですね…ここで争っていても何も解決はしない。我々の敵は、内部にいるのだ。

(両軍の兵士たちが不安げに見守る中、弥三郎と義就が手を結ぶ。)

#### シーン5: 新たな戦いへの決意

(彼らは宗村と共に、新しい同盟を結成する決意を固める。)

**宗村:** (感情を込めて) 一緒に戦おう。平和のために、そして真の敵・宗全を討つために。

(兵士たちが歓声を上げ、新たな結束を誓う。)

**弥三郎:** (声を張り上げ) 皆、我々は一丸となって進む！この武士たちの誇りを守り、真の平和を手に入れるのだ！

#### シーン6: 戦略を練る

(新たな同盟ができた後、弥三郎、義就、宗村の三人が戦略を練る場面に移る。)

**義就:** (地図を広げて) 宗全の本拠地はここだ。彼を仕留めるために、どのルートで攻撃すべきか考える必要がある。

**宗村:** (指を指しながら) この道を使えば、意表を突けるはずです。隠密に進み、奇襲をかけましょう。

**弥三郎:** それに加えて、我々の兵士たちの士気を高めるように。彼らが本当の敵を理解すれば、勝利は近づくはずだ。

(次第に新たな同盟の士気が高まっていく。)

#### シーン7: 反撃の時

(彼らが戦略を練り終わると、次の決戦に向けて準備を整える。)

**弥三郎:** (決意を込めて) 我々はこれから、真の敵である宗全に立ち向かう。さあ、新たな時代のために戦おう！

(仲間たちが声を挙げ、戦いに向かう準備を整える。)

#### シーン8: 宗全の策略

(宗全の作戦室、彼が新たな陰謀を考えている。)

**宗全:** (冷静に) 弥三郎と義就が結束したことで、我々の計画が狂う。しかし、まだ策がある。彼らの信頼を利用し、混乱を引き起こす。

**部下D:** (心配そうに) それにはどのように？

**宗全:** (ニヤリと笑いながら) 弥三郎の周囲に偽の情報を流し、彼が我々に攻撃すると思わせる。内部から崩壊させるのだ。

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次回、第13話では、宗全の策略が影響を及ぼし始める。新たな同盟の結束が試される中、どのような展開が待ち受けているのか、乞うご期待！