第40話

「やっぱりちょっと照れくさい」



「えぇ、でもありがとうかなで



「僕の方こそありがと、詩」



「ねぇ!歌おうよ!今日で"雨"最後でしょ!」



唐突に"歌おう"って言ってくるから驚いて、でも嬉しくて返事をしてしまう。



「いいよ、何歌う?」



「んー、じゃあ、」



多分考えてる事は一緒。あの頃毎日のように歌ってた曲。雨の日は必ず歌ってた曲。



僕と彼女の思い出の曲。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る