第12話 私に出来る事

ある時、彼女が四十代で雇われてのスナック勤めは、

お客さんにもいじめられるし、いたたまれない、

面接で断られる事も多くなってきたし、首になる事も多い、

雇われママにさえなれず、みんなに馬鹿にされて惨めだ、

かと言って、今更昼間の仕事を新しく始めて、

全部いちから覚えるのもしんどいと相談してきました。

水商売は、時給は良くても働く時間が短いし、有休やボーナスもないし、

連休等で働く日数が少なければ収入も少なくなる、

決してお得な仕事でもないし、年収は低い、

むしろ一般の仕事をしている方が将来も見込めるし年収も高い等、

彼女も色々と考えているようでした。

私だから話してくれたのでしょう。

さて、私に何が出来るか?

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