第7話 ほんまにこれで最後にて、the Endだよ
それはです、フスマとか障子や棚などの締め切りがきちんとされてなくて、たいていがすき間が開いてたり順不同になってたりするとです。空気の入れ替えや気温の調節とかの目的は一切ないと断言できますので、多分に本人はキチンと閉めてるつもりなのであります。
こうなりますと、斜めのものは必ず真っ直ぐにする性分の、理系男子びーる男爺さんは、居ても立っても居られなくなり人知れずそっと閉めなおすのであります。押し入れや洋服ダンスの開き戸辺りも、カチッ!としまッとランとです。思うに、急いでいたのであろうくらいしか考えつかないバッテン、真実は?問いただす勇気が有りませんので日々不明のままです。
まあぁ~~、お部屋のスリッパなんかもあちらこちらに点在したりしますので、初期に記した通り”お片付けが苦手な奥様”という結論になるかもですね。
かく言うびーる男爺さんは、書類のファイリングのほか、普通のお片付けや整理整頓などは大好きなのですが、物持ちが良すぎて「壊れた部品や小さいものでも、何かの役に立つなあ~(もったいない)」精神が強すぎて、後々不必要なものまで保管してしまうのが、悩みなのであります。
所詮は赤の他人だった二人が、70歳手前まで何とか一緒にやってこられたのは、相手を尊重しつつお互いに許容範囲を広げ、「まあそれくらいなら仕方ない」などと許しあっているからなのかもしれません。ね! それでは失礼いたします。
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