大磯ロングビーチとともに、夏が終わるのです。

第1話：一生ビーサンと半袖Tシャツで暮らしたい野望

気がつくと、２０２４年は涼しくなっていた。

一生「ビーサン」と「半袖Tシャツ」で暮らしたいワタシの夏は、今年もひっそり終わったのだ。

うすうすは勘づいていた。

セミの必死な叫びが、いつしか鈴虫の切ない羽音に代わり、空が高く月がきれいになっていたから。

今日から10月。まだビーサンをあきらめきれない。

そんな時は常識や季節感の方をあきらめて、もう少し履こう。

あわよくば「ビーサンお世話サマー♪」の年間最長記録を作ろう。

夫婦ともに。ひとりより、ふたりで。

あしたの夜はお鍋にしよう。

冷えはよくない。

健康第一で、次の夏までの日々を指折り数えよう。