第2章

第18話

そして、初デートの日を迎えた。



「おはよう。待ったかな?」



カジュアルでラフな格好をした、松下くんが来てくれた。



スポーティーな雰囲気を纏う彼に良く似合う。



「全然、大丈夫だよ!」



私の愛車を松下くんに運転して貰う日が来るなんて思わなかった。



彼が、助手席の扉を開けて…



何か、これはまるで…お姫様になった様な気分…。

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