第3話:初異世界!
①
「どう? 私があげたチート能力について理解できたかしら?」
「ああ、説明された分は全部理解した」
「そう、なら安心ね。さっき説明したことさえ理解できてれば何とかなるわ」
「つまり、今後何か分からないことがあっても自分で考えろと」
「そういうこと~。一から十まで説明してたらキリがないしねぇ。まあ、どうしても分からないことがあったら私に聞きなさい」
「いや聞きなさいって言われても、どうやって聞けばいいんだよ?」
いくら何でもありって言っても異世界でスマホが使えるとは思えないし、こいつが俺と一緒に行動するとも思えない。
なんたって正月という一年で一番人間がお参りしに来る日に職務放棄してるような神だぞ。
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