第8話

「愛羅…待って…」



「えっ…?」



私が気を抜いたその瞬間、口の中にチョコレートが放り込まれた。



「美味しいでしょう…?」



「うん」



「もっと、美味しくしてあげる…」



ショコラッティーは私に口付けて、やがて私の舌を絡め取る…。



「ん…ッ…♡あ…ッ…♡ふぁ…ッ…♡」



口の中のチョコレートも、互いの体温で溶かされて…



甘美なる世界に誘われる…。

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