第7話 てんかん発作
ある日の夜、母が叫んだ
たまたま父は不在であった
私は叫び声の聞こえた廊下へ急いだ
泡を吹いてけいれんを起こして倒れている弟がいた
なにが起こった?
私には見当もつかない
それよりも初めての光景に気味が悪くて怖かった
なぜか母は救急車を呼ばずに近所に住む親戚の叔父を呼び叔父の車で病院へ
叔父は落ち着いていた
うちの父も子供の頃、てんかんを起こしていたそうだ
あ・・・遺伝なのか
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