第20話

『キーン。コーン。カーン。コーーン。』





待ちに待った昼休みのチャイムがなって

すぐに席を立ち非常階段へ向かう。





やっと1人になれた。

いつも通りスクールバッグを枕にして

寝転がる。





するといきなり



『ガチャ。』




龍也が居た。






そういえば来るって言ってたなと思いつつ

無言を貫く。





昼休み中あまり会話はなかった。





(お昼食べないの?)



ありきたりな事を聞かれる。





(朝と昼はいつも食べないから)





龍也に背を向け寝る体勢に入る。





『ドクン、、、。ドクン、、、。』






やっぱり間違いじゃない。

私の中の何かがおかしい。

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