第25話
寮から学校まで5分と掛からないので
そこまで急ぐ必要はないが
まだ寝起きで何もしてない私は
結構焦っている。
歯を磨いて、寝癖を治して、薄く化粧もして
必要な物を鞄へ詰め込む。
8時半前にともみと寮の玄関で
待ち合わせしていて
なんとか準備を終わらせ間に合った。
まだ見慣れていない校舎へと入り
階は一緒だがともみとは別のクラスで
階段を上がった所で解散する。
今日からは普通の授業で
1限目が終わり2限目の途中で
どうしてもタバコが吸いたくなり
徐に席を立ち教室を出る。
先生は何か言っていたが
今はニコチンの事しか頭にないので
早足で校舎を出て人に見つからない場所を探す。
が、、、中々見つからないーーー。
田舎で人が少ないことを利用し
学校の敷地を出てブラブラしてると
目立ってない、人に気づかれなさそうな階段を発見してここならと思い上がった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます