第7話

手術から一か月が経った。


しばらく歩けなくて筋肉がなくなっていたわたしは歩くの困難でリハビリをしていた。

そして、今は支えなしでも少しずつだけど、歩けるようになった。





「恋音ちゃんに話があるんだ。」

ある日、リハビリを終えてハルが帰った後に、先生がわたしの病室に来た。わたしの隣にはお兄ちゃんがいる。



「本当に…本当にすいませんでした!!」



先生は勢いよく頭を下げた。

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