目覚め 恋音SIDE
第4話
……眩しい。
そっと目を開けるとハルがいた。
「…ハル?」
「恋音!目を覚ましたのか?」
「…ハル。わたし生きてるの?」
「…ああ。恋音?おかえり。」
「た、ただいま…」
『生きてる』
その事実が嬉しかった。
涙が止まらなかった。
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