第46話

「…」


「ごめんな。恋音。それでも、俺はわがままだから、恋音と一緒にいたいよ。そばで支えてあげたい。

…未来を望んでいいじゃん。俺は恋音との未来を見たい。」


「恋音、私だって恋音の友達でいたいよ。」


恋音の目から涙が溢れ出し、白い頬を濡らした。

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