第一章
空に輝く天使 陽杞side
第1話
「あ?…忘れたーー!!」
誰もいない廊下に響いた俺の声。
「なにを?」
「携帯!ちょっと待っててくんね?すぐとってくるから!」
俺はだちと別れて全力で走った。自分の教室につく。そして、思い切りドアをあけた。
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